シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
丘の上に建つ、新築の家。
他のエリアにくらべ、ゆっくりしたペースでシェアハウスが広がる東北エリア。それでも、仙台市内を中心に少しずつ、少しずつ増えてきています。
2015年10月にオープンした「コミュニティーシェアハウス Liberty」も、そのひとつ。仙台駅から地下鉄で9分とアクセスの良い台原の、小さな丘の上に建つ新築の住まいです。
ちょっとしたホームパーティーやイベントにも対応できそうなリビングに、高機能なキッチン、洗濯物を干せるドライエリア。
使い勝手の良さそうな設備の充実ぶりは、新築ならではでしょうか。女性の管理人さんが週3回ほど様子を見に来てくれるとのことで、管理面も期待できそうです。
おそらく、仙台では初めての新築シェアハウス。
じっくり、ゆっくり見ていきましょう。
最寄りの駅を出たら、台原森林公園とは反対方向へ進みます。
大通り沿いの緩やかな坂をすこし下り、住宅街へ入ると見えてくる四角い建物が、お目当てのシェアハウス。
白と黒の箱がより添うような、特徴のある外観。もちろん、内部ではすべて繋がっていて、主に黒い建物に共用部、白い建物に専有部が配置されています。
ほとんどの敷地が傾斜面で、丘の上に建物が建っています。
でも、「毎日この坂を上り下りするのは大変そう…」と思った方は、ご安心を。
実は、駅からアクセスすると到着するのは、建物の裏手側。
これなら、ヒールの高い靴を履いている日でも安心です。
黒い箱の部分に、玄関があります。
しっかりしたサイズの庇(ひさし)は、雨や雪の日に助かりそう。
夜になると、玄関の横の窓から、室内の灯りが優しくこぼれます。「帰ってきたときにホッとできる場所をつくりたい」という、事業者さんの想いがよく表れている部分ですね。
玄関の奥側には、部屋ごとに使えるポストが。
1階の部屋は緑、2階の部屋は赤。クリスマスカラーで分けられています。
このポスト、職人さんにオリジナルで作ってもらったとのこと。とてもキュートなツマミです。
玄関ドアはナンバー式。
ピピッと番号を押して、さっそく中へ入ってみます。
玄関ドアを開けると、広めの玄関ホールと、容量たっぷりの靴箱が。
靴箱は、入居が始まってから割り振りを決めていくそうです。
土間に敷かれたピンクのマットは、すのこ代わり。靴箱の前でも、靴を履き替えやすくなっています。
玄関ホールの先は、リビング・ダイニングです。
これだけ椅子の数が多いリビングは、珍しいかも。23人全員が同時に座れます。
リビングは扉で仕切ることも可能。玄関ホールから直接出入りできますから、外部の人を招いたイベントやセミナーを開催することもあるそうです。
イベントの開催を前提に作られているため、設備も充実しています。
テレビはもちろん、DVDの視聴もOK。オーディオ機器もそろっていて、5.1chのサラウンドスピーカーで迫力ある音が楽しめます。
天井にはプロジェクターが設置されていて、窓の前のスクリーンを下ろせば映像を投影することができます。
ちょっとしたイベントなどの機会にはもちろん、スポーツ観戦をしたり、映画のDVDを見たりと、日常的に大画面の映像を楽しめます。
ふと窓際を見ると、謎のベルが。
なんでも、イベントのスタート時に鳴らすとか、鳴らさないとか。
普段は、空間の間にある折戸を開放して、大きなスペースとして使っています。
折戸を締め切るとこんな感じ。
プロジェクターの使用中でも、キッチンやダイニングは気兼ねなく使うことができます。入居者さんの日常生活に、きちんと配慮された設計です。
では、キッチンを見ていきます。
ドイツ製の真っ赤なシステムキッチン。
インパクトのあるカラーは、なかなか勇気のいるチョイス。
余裕のある広さだからこそ、空間になじんでいるのかも。
シンクとIHヒーターは、それぞれ2つずつ設置されています。
スタンダードな設備に加え、食器洗浄機も。
食器洗浄機は、もちろん入居者さんも自由に使えます。
キッチンにはこの他に、棚に置かれた炊飯器から出る水蒸気を、自動で吸ってくれる機能も付いています。ハイテク!
収納スペースは容量たっぷりで、大人数でも安心感があります。
共用の食器も赤で統一されているのは、なんだか徹底されていますね。
冷蔵庫は一角にまとめられています。
冷蔵庫が2台と冷凍庫が1台。
20室を超える部屋数を考えると、多めの買い置きなどは厳禁でしょうね。私物の管理はマメに行い、買い置きしたい方は専有部に冷蔵庫を購入すると良いと思います。
カラフルなリビングとは一転、ダークトーンの廊下を進みます。
1階には洗面スペースと洗濯機、バスルームが設置されています。
大きな鏡と、洗面台が3つ。
2階にも同じ大きさの洗面スペースがありますから、朝の忙しい時間帯でも混みあうことはなさそうです。
洗面スペースの隣はバスルーム。
こちらは男性用のもの。バスタブは広めです。
床はやわらかく、クッション性があります。足に優しい感覚。
女性用バスルームは左右反転したタイプで、設備もまったく同じです。
建物には階段が2箇所あります。
水まわり設備のある廊下にひとつと、玄関ホールにひとつ。回遊性のあるつくりです。
では、玄関ホールの階段を上って、2階へ。
長い廊下の突き当たりには、なにやらマシンが置かれたスペースが。
ここは、廊下の端を利用したフィットネススペース。
キツそうなのは、足を横に開いたり閉じたりとスライドするマシンでしょうか。
通販番組などで見たことのある人も多いはず。とにかく太ももに効くということですから、1日5分でも乗ってみると、1ヶ月後には効果が表れる…かも?
3つ並んだシャワールームは、青、黄、ピンクと色が異なります。
こちらは3つとも男女兼用です。
洗面スペースは、1階のものと同じタイプ。
白を基調にすると、だいぶイメージが変わりますね。朝の目覚めは、2階が爽やかかもしれません。
洗面スペースの奥には、日当たりの良いドライエリアがあります。
これから寒くなってくる季節、洗濯物の乾燥にも時間がかかります。部屋干しは匂いがこもったりもしますし、部屋とは別に物干しスペースがあるのは便利かもしれません。
日当たりもよく、乾きは良さそうです。
取り込み忘れにはご注意くださいませ。
廊下の一角は、ちょっとしたテーブルが置かれています。
ちなみに、廊下の照明は人感センサー付き。消し忘れの心配はありません。
ホールのように広い廊下には、トイレが。
トイレは男性用と女性用に分かれています。
窓が大きくて明るいのも良いですね。
では、お待ちかねの部屋を見ていきます。
まずは101号室。
各部屋には、額に入ったサインが飾られています。部屋ごとに少しずつ額のデザインが違う遊び心も。
優しい色合いでまとめられた部屋。
どの部屋もシンプルなつくりで、個室の広さはすべて6畳です。
全部屋に大型のクローゼットがあるのも嬉しいですね。
天井までしっかり使えて、容量もなかなか。
収納ケースや引き出しを組み合わせて使えば、収納力アップにつながりそうです。
1階の部屋には、ロールスクリーンが付いています。
もともと、窓が曇りガラスになっているため、外からの視線はほとんど気にならないと思います。ロールスクリーンを使用するのは日差しが強すぎるときや夜間の使用が中心になりそうです。
107号室は落ち着いた色合い。
床の色も少し濃い色で、シックな感じにまとまっています。
窓の位置は異なりますが、間取りは101号室とおおよそ同じ。
ベッドを置いても、本棚や机くらいなら、手持ちの家具を配置できそうです。
日当たり抜群の208号室は、ベッド付き。
ベッドの数は限られているため先着順とのこと。希望の方はお早めに。
窓にはペアガラスが使われています。
もともと住宅街で静かな場所ですが、窓を閉めるとさらに静かに。夜はぐっすり眠れそうです。
丘の上から眺める、のんびりとした色。
敷地の広さに加え、窓の先に隣の建物がない、とても見晴らしの良い立地です。
丘の途中には、駐輪スペースが設けられています。
一時的なら自動車を停めることのできる広さはありますが、基本的には自転車とバイクの利用のみ。今後もうすこし整備して、より使いやすくしていくそうです。
道路側には、専用のゴミ捨て場があります。
ここまで回収業者さんが来てくれるそうですから、引っ越しや大掃除でたくさんゴミが出ても安心です。
地上の出入口は木々に囲まれていて、晴れた日はとても気持ちの良い場所です。
仙台駅までは直通で8分。定禅寺通りのある勾当台公園までは直通で5分と、仕事にもプライベートにも便利な立地です。
電車でも十分便利な場所ではありますが、駅前からは仙台駅行きのバスも出ています。
駅から歩いて2〜3分の場所には、事業者さんオススメのスポット、台原森林公園があります。
フラリと立ち寄ってみましたが、とても素敵な場所でした。「森林公園」という名前の通り、森のなかにいるような感覚。背の高い木々に頭上まで覆われて、少しの時間でもリフレッシュできそう。
ジョギングや散歩をしている人も多いですから、身体を動かしたい人にもピッタリの場所だと思います。
「コミュニティーハウス Liberty」を運営しているのは「株式会社まるいち」さん。
2015年で創業55年。当初は、商店を営んでいたそうです。
近年は、タイやネパールなど、教育機関が不足しているエリアに学校を建てたり、車いすを寄付したりと社会貢献活動も行っているそう。そのため、オーナーでもある社長さんは年間を通して海外に滞在していることも多いとか。
室内のアイテムも、実は海外で手に入れたものがたくさん。
ランプやテーブル、アヒルの乗ったベルなども、タイで見つけてきたものとか。
リビングに飾られたヒマラヤ山脈の絵画も、実際に現地で出会った絵描きさんから買ったそうです。
オーナーさんには、海外での事業経験をイベントや勉強会を通じて伝えたいという気持ちもあるそうです。ビジネス、英会話、料理教室など、少し堅めのものから気軽に参加できるものまで、いろんなイベントの開催を考えているとか。
ただし、もちろんシェアハウスは「家」であることが第一。開催頻度や内容は、暮らしている入居者さんの意見も聞きながら調整していくとのこと。
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入居者さん主催のイベントも歓迎だそうです。
興味のあることに、一歩踏み込んでみるキッカケになるかもしれません。
(テルヤ)
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